消滅都市

 

消滅可能性都市の中にやっぱりわが市の名前を発見

すでに40年間で7万8千人から6万一千人に減少している

50年前に住んでいたあたりを車で走ってみると個人商店は全部閉まっているようだった

人間自体が歩いていない

酒屋菓子屋肉屋魚屋すでに営業していない

二度のオイルショックとプラザ合意による円高ショックと

瀬戸大橋開通から30年でこの有様

USJ でも宇野港に来たら賑やかになる

 

選んだ国

望んでも望まなくても日本人が選択したような国になる

街になる

それだけのこと

 

それからそれから

空き家の未来は放置売却賃貸民泊

破壊のいずれか

 

どうしてそうなる

後継者不足客不足で店じまい

そして今に至る

 

新聞でわかる

国が考えていること

新聞社が思っていること

新聞を見て知ること

 

減少するもの

本が売れなくなって書店を減っているけれど

作家も減っていくのか

 

寂しい現象

人口の減少割合が高い地域ほど高齢化率が高い

若い人ほど進学と仕事で場所を変える傾向が高い

 

豊かな国豊かでない国

訪問買い取りの業者から電話あり

この国は豊かな国か

廃品回収車はしょっちゅう回ってくる